人工衛星豆知識

第2回 モールス信号の話

電波で情報を伝える方法にもいろいろな方法があります。
・ラジオのように音を電波に乗せて運ぶ方法、
・ちょっと前まで放送されていたアナログテレビ放送のように画像データを電波に乗せて運ぶ方法、
・現在のテレビ放送や携帯電話のように音や映像をデジタル化(画像や音声をいったん数字やアルファベットの集まりに変換して運び、受信した後に再び画像や音に変換する)する方法があります。
STARSUでも地上から命令を送ったり、衛星からいろいろなデータを送る時にはデジタル化して情報を送っています。
STARSUではこれ以外にもう一つ別の方法で衛星の情報を地上送って来ています。
みなさんは、「モールス信号」と言うものをご存知ですか?
ピー、ピッピッ…というように、「ピッ」(短い音)と「ピー」(長い音)を組み合わせて作った符号のことです。
その昔、通信手段が手紙中心だった19世紀初頭に、アメリカの画家・サミュエル・F・B.モールスさんが発明したことからその名が付けられました。
モールス信号はたった二つの種類の信号で、相手に意思を伝えることができる、大変シンプルな通信手段です。音だけではなく光でも表すことができるため、遠くにいる相手にもメッセージを伝えることができます。
STARS2では、このモールス信号も衛星の状態を地上に届けるのに利用ています。
                            説明者:JH5AEX 大川
  アルファベットや数字のモールス信号は下のようなものです