人工衛星豆知識

第3回 モールスの話のつづき

モールス信号豆知識

船などの遭難信号「SOS」というのは有名ですが、あの映画で有名になったタイタニック号が世界で初めてモールス信号で「SOS」を出したと言われています。
「崖の上のポニョ」では宗介や母・リサが家の沖を走る船上の父・耕一と、ライトの光を使ってモールス信号で会話をしていましたね。リサは、仕事でなかなか帰れない耕一に、モールス信号でキレるというほどのモールス上級者のようです。
モールス信号は頭の中でアルファベットや数字に変換できるようになるまでがなかなか大変です。
リサさんのような助っ人が大学の地上局にほしいですね。

モールス信号の特徴

非常に単純な信号ですので電波の状態が悪い時でも信号を確認することができます。
(人工衛星が香川から遠い上空を飛んでいてデジタルの通信ができなくてもモールス信号は聞くことができる場合があります。)
電波が出ているか、出ていないかだけで信号を作れるので非常に省エネです。
デジタルの信号を送っているものの10分の1程度の電気量で通信できます。
単純ですが、多くの情報を送ることはできません。(1分間に50文字〜100文字程度)
これらの特徴を利用して、STARSUでは香川県の上空でデジタルの通信による情報交換をしている時以外の時間には、モールス信号により最低限の衛星情報を地上に送り続けています。
ですから、この信号は世界中のどこにいても衛星が上空に飛んできた時には受信することが出ます。

モールス信号を聞いてみよう

STARS1の送信しているモールスを受信した音声です。下をクリックしてください。
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