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愛称「蓬莱」
開発完了
ISSから放出予定


愛称「てんりゅう」

2018年10月06日放出
2021/06/26 大気圏再突入


愛称「あおい」

2018年10月29日打上
運用休止


愛称「はごろも」

2016年12月19日放出
2018/03/03 大気圏再突入


愛称「GENNAI」

2014年2月28日打上
4月26日大気圏再突入


愛称「KUKAI」

2009年1月23日打上
CW送信

Information

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STARSプロジェクト
Space Tethered Autonomous Robotic Satellite
能見研究室 における衛星開発プロジェクトのHPです。
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TOP > STARS-Me2

★STARS-Me2 特設サイト★〜学生運用

★プロジェクト概要★
 STARS-Me2はSTARS-Meの後継機であり、 1U CubeSat(10cm立法超小型衛星)から、 断面がコンベックス(凸)のテープテザーを伸展します。 テザー長は 10m 程度、 宇宙エレベーターのケーブル伸展、 また宇宙デブリ(ゴミ)対策への応用として、 利用することを目指しています。 とくに宇宙デブリ対策としては特許出願をしています。 コンベックスは真っすぐ伸展でき、 伸展巻取により長さを変えて大気抵抗を変化させ、軌道降下を制御できます。
 衛星フレームには、 石敏鐵工株式会社 が開発した 一体型フレーム(MBF) を用いています。 さらに自撮り衛星としてテザー先端を撮影、 アマチュア無線による画像送信を行い、 幅広い方が楽しめる衛星としています。
 また「宇宙空間にあなたの思いを俳句にのせて届けませんか」として、 小中高生から俳句を募集しました。 静岡県内より1,500以上の作品の応募がありました。 (トップガン#65) さらに小中高生から愛称を募集、「蓬莱」と名付けられました。 俳句優秀作品の銘板および愛称「蓬莱」の文字は、 小中高生の手により衛星に搭載、宇宙へと飛び立ちます。 (トップガン#87)>>>トップガンHP

★背景と経緯★
 静岡大学初の衛星STARS-C(はごろも)は、 宇宙エレベーターの第一歩としてテザー(ロープ状)伸展をミッションとし、 JAXAが実施したISSによる軌道投入の公募に選ばれてミッションを行いました。 その後、宇宙エレベーターを目指す企業の支援を受け、 STARS-Me(てんりゅう)による超小型デモンストレーションを目指しました。 しかし、STARS-Meのミッションは十分でなかったため、 要素技術を宇宙で実験することを目的にSTRAS-Me2の開発が始まりました。 この間に、宇宙エレベーターの超小型デモンストレーションは、 STARS Space Service社との共同開発であるSTARS-EC(三光)により実施、 技術的観点から成功裏に終了しました。 STARS-Me2は、さらなるテザー技術の獲得を目指します。

■□■履歴■□■
◆2025/08/24: Falcon 9ロケットにより打ち上げられました。
◆2024/12/20: 筑波宇宙センターにてJ-SSODに搭載しました。
◆2024/12/04: 筑波宇宙センターにてJAXAへ引き渡しました。
◆2024/07/11: Space BDによるFM外観検査が行われました。
◆2023/10/27: 落成検査(通信試験)を行いました。(JJ2XYN)
◆2023/08/25: 人工衛星の管理許可証を取得しました。
◆2023/08/09: FM再振動試験を九州工業大学で実施しました。
◆2023/04/21: 無線局予備免許を取得しました。(JJ2XYN)
◆2023/01/31: FM振動試験を北海道工業試験場で実施しました。
◆2023/01/08: 機体に愛称記入と俳句銘板取付を行いました。
◆2022/12/16: EM振動試験を九州工業大学で実施しました。
◆2021/03/25: 愛称が「蓬莱」に決定しました。(子供たちから募集して選抜)
◆2020/10/10: ミッションの再定義を行いました。
◆2020/09/06: 銘板に彫って搭載する俳句の表彰式を行いました。 (詳細)
◆2019/12/16: 子供たちから俳句を募集するイベントを行いました。 >>募集要項(pdf)
◆2019/12/09  IARUからSTARS-Me2のアマチュア無線周波数の割り当てを受けました。
◆2019/10/10: 「きぼう」からの放出についてSpace BDとの契約を締結しました(2019/9/13付)。
【STARS-Me2】
愛称 蓬莱
技術名称 STARS-Me2
 "STARS Mini-elevator #2"
ミッション
 □ 1U ユニットからのテープテザー伸展回収
 □ テザー先端宇宙機のカメラ撮影
 □ 一体型フレーム構造 (MBF) の実証/石敏鐵工社製
 □ 小中高生による俳句・愛称搭載
  サイズ:1U (100x100x100) 総質量:1.304kg
 
通信
 CW beacon: 437.350 MHz   with emission designator 500HA1A, output power 0.1 W
 FM packet: 437.400 MHz   with emission designator 13K0F2D, output power 0.8 W

 コールサイン JJ2YXO  

★アウトリーチ<科学教育>★
静岡大学では超小型衛星を軸として、 小中高生による観測提案、電波受信、望遠鏡による衛星観測、 などの教室を開催してきている。 そのノウハウを活かして、科学教育に取り組んでいく。

〇衛星搭載メッセージを公募
STARS-Me2 搭載の俳句募集。応募作品総数1508句。入賞作品作者22名。

〇地球近傍小惑星を探査する活動観測
ハワイ大学望遠鏡撮影の観測写真データを解析し、その中から小惑星を発見する挑戦。

〇トップガン科学教室にて、CubeSat教室開催を計画。
 
 
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