香川大学工学部能見研究室における衛星開発プロジェクトのHPです。

 香川は「うどん」だけじゃない、「テザー」もあるよ。
       
 Photo Gallery
          STARS-IIの飛行中の貴重な静止画や動画を、撮影者の説明とともにご紹介します。
         検証に当たっては、倉敷科学センターの三島和久様、芸西天文学習館の下元繁男様に
        ご協力をいただきました。
         寄せられた映像は、10か所の天文台から静止画12枚、動画3本となりました。



4月以降へ

2014年3月


3月27日19時08分、鳥取市さじアストロパークの織部隆明様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

(1) 撮影について
  <
撮影日時> 2014年3月27日 20:12:45から60秒
  <撮影地>  鳥取市さじアストロパーク(鳥取県鳥取市佐治町)
  <撮影方法> 恒星時追尾しながら、20:13:15の位置で待ち受け撮影
(2) 撮影機材
  <鏡筒> 口径103cmカセグレン反射望遠鏡、F4補正レンズ
  <カメラ> SBIG STL-11000M(Lフィルター)
(3) 感想など
  いよいよSTARSIIが日本から撮像できる条件となった2014年3月27日、空はどんよりと曇り、捕えることは不可能に見える空模様だった。しかし、木星が見えたり隠れたりという状況だったので、ダメ元で望遠鏡を向けてみることにした。
  今回は北西から上昇して来た途中で地球の影に入るという条件だったので、高度と地球の影に入るちょうど頃合いの良いタイミングを狙うことにした。20時13分15秒。その一瞬、望遠鏡の視野をSTARSIIが横切るはずだ。予報位置に望遠鏡を向けて、何度かテスト撮像をした。
  通過10分前。視野に星が1つも写らないほど曇っている。
  通過5分前。視野に少し星が写り始めた。見上げると、今シーズン見納めの冬の星たちが見え始めていた。通過30秒前。ついに本番のシャッターを切った。60秒後、画像が表示された。縦に1つの線があり、まずはそれを見間違えて大喜び! 画像の一次処理をすると、縦のノイズ線は見事に消えた。「あ〜あ、やっぱり写らなかった」と残念に思いつつ、大きな画面で映してみると、画像の下寄りに淡い線が浮かび上がってきた。移動方向はあっているかと再度確かめる。どうやら、合っている。なんだか久しぶりにドキドキしながら、観測成功のメールを書いた。
  微かな光跡を見せてくれたSTARSII。その姿を見ることができたのも、山下さんをはじめとする関係者の皆さんの熱意、そして全国の天文仲間の皆さんが出してくれる情報があってこそのことだったと思う。でも、これからが本番。少しでもお役に立てるよう、がんばります!



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3月28日19時08分、ハートピア安八天文台の船越浩海様が、STARS-IIの撮影に成功されました

     
 3月28日の19時過ぎのパスで、STARS-IIの待ち受け観測を行い衛星を捉えることができました。
 
(1) 撮影について
   <撮影日時> 2014年03月28日19時08分28秒〜38秒
  <撮影地>  ハートピア安八天文台(岐阜県安八町)
  <撮影方法> 19時07分頃からDSLRの10秒露出で連写  
(2) 撮影機材
  <鏡筒>口径700mm F10にレデューサー>>f=約5500mm
   レデューサーの仕様では、f=4900mmになるはずでしたが、視野からすると、
   f=5500mm程度と思われます。
 <カメラ> CANON EOS 60D(IR天体改造)
          ISO6400、RAW+JPEG
(3) 感想など
  観測の位置確認は、HEAVENS ABOVEで行う予定でしたが、28日17時41分に最新のTLE情報をプロジェクトより受けましたので、急遽Orbitronで経路を出し、19時08分30秒の赤経赤緯を元に観測計画図を作りました。
  この計画に沿って、19時07分頃からDSLRの10秒露出で連写しました。衛星が写った時間帯は、19時08分28秒から38秒の10秒間で予想の範囲内です。
  ただ、経路の位置は少しずれていました。このずれの原因は天文台の位置の精度によるものか否かは不明です。写真は簡単なレベル調整をしています。
  写真の丸は最微等星です、等級はわかりません。星図にはある13等級の星は実際にはないようです。
  観測方向のりょうけん座付近は、春霞で細微等級が3等級と条件が悪く、かつ薄命終了前でしたので、だめもとの気持ちでしたが写って何よりでした。

 ※ 星図と座標データの出典:ステラナビゲーター(アストロアーツ)

   


 

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3月28日19時08分、うすだスタードームの坪根 徹様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

(1) 撮影について
  <
撮影日時> 2014年3月28日 19:08:06〜19:08:09JST(3秒)
  <撮影地>  うすだスタードーム(長野県佐久市臼田)
  <撮影方法> 通過予定空域(73 Uma付近)を、恒星時追尾しながら待ち受け撮影
    通過予定時刻の前後40秒間、露出3秒+インターバル1秒で自動繰り返し撮影し、1秒毎に
   手動で筒先に板をかざす方法でタイムマークを挿入

(2) 撮影機材
  <鏡筒> タカハシε-160(16cmF3.3 530mm)
  <カメラ> キヤノン60Da(ISO12800)

(3) 感想など
  このような撮影は初めてのチャレンジでしたので、撮影できてとても嬉しいです。
  今回は衛星の捕捉と時刻・位置の特定を主眼とした撮影でしたが、次はより長焦点で、
  衛星の状況把握に役立つようなものを撮りたいと思います。



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3月28日19時05分、富山市天文台の林 忠史様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

(1) 撮影について
  <
撮影日時> 2014年3月28日
  <撮影地>  富山市天文台(富山県富山市三熊)
  <撮影方法> 衛星追尾 動画撮影 19:04:36〜19:09:31
(2) 撮影機材
  <鏡筒> 口径1000mm反射望遠鏡
  <カメラ> WATEC WAT-100N
(3) 感想など
  口径1000mm望遠鏡の接眼部に取り付けたWATECのWAT-100Nで撮影。
 ただし、光を2つに分けているので口径は700mm程度相当。
 焦点距離は8000mmをf=60mmのアイピースとf=6mmF0.8のレンズで変換して
800mm相当にしています。視野は、画面の丸く明るい範囲が、おおよそ角度の20分です。
  なお同時に、より倍率の高いビデオカメラでも撮影しました(焦点距離2400mm)。そちらにも写りました。やはり点は一つでした。点は一つしかないので分離はしていないようです。
  10秒目くらいから、中央右下のあたりに見え出す点です。その点がぴょんぴょん跳んでいますが、望遠鏡を操作して追尾位置を変えたことによるものです。
 なお画面内で全く動かない点はホットピクセルです。通常の星は、画面内を横切って行っています。(動画参照 19:05頃〜19:09頃の部分)

  
4月1日、富山で19:17頃のパスを見てみましたところ、撮影できました。
 映像では、やはり点は一つでした。前回と同じように前後左右に追尾位置を振ってみても、もう一つの点が見えると言うことはありませんでした。
  ただ最高仰角が12度しかなく、距離は最も近いところでも約1200kmですから、3月28日に撮影したときよりも倍以上遠い状態でした。
  今回、TLEの通りの追尾位置には入ってきませんでした。進行方向の後ろ側に動かしたところ、ラッキーにも見つけることができました。TLEが半日たっていたからかもしれません。今回、西の低空と言うこともあってか、感度ギリギリに近い暗さでした。



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3月31日18時53分、かわべ天文公園の上玉利 剛様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

(1) 撮影について
   HEAVENS-ABOVEのホームページより通過軌道を確認し、
   最高点付近で目安となる6等台の恒星が視野中心に入る構図を
   ステラナビゲーターver.9.2b上で決定。
   視野内に導入。  

   <
撮影日時> 2014年3月31日 18:53:40.5
   <撮影地>   かわべ天文公園(和歌山県日高郡日高川町)

   <視野角>  
1.1°×0.7°
(2) 撮影機材
   <鏡筒> 15cm屈折望遠鏡(f=1200mm/F8)
   <カメラ> Nikon D5100(無改造)
   <露出> ISO6400 インターバル撮影(1/2秒露出、1秒間隔) 
   <架台> かわべ天文公園100cm反射望遠鏡フォーク型架台に同架
(3) 感想など
    薄明が終わるまでまだ30分ほど残った空だったのと、画角内を通過する時間が短いことも
    あり露出を長くできないことなど、撮影できるか心配したが、天候に恵まれたのか結果的に
    は、11等台の恒星のそばを通過する軌跡を捉えることができた。



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2014年4月


4月1日19時18分・19分、芸西天文学習館の下元繁男様が、STARS-IIの撮影に成功されました


(1) 撮影について
   <撮影日時> 1枚目 2014年04月01日19時18分10秒から
            2枚目 2014年04月01日19時19分05秒から
  <撮影地>   芸西天文学習館(高知県安芸郡芸西村)
  <撮影方法>  19時18分10秒から10秒露出
            19時19分05秒から10秒露出
(2) 撮影機材
  <鏡筒>   口径700mm反射望遠鏡 
  <カメラ> 冷却CCDカメラ STX-16803E 3X3ビニングモード
(3) 感想など
  4月1日19時台のパスでやっと撮影することができました。GENNAIの軌道は、この日最高仰角でも21.8度と低空を通過するものでした。しかも輝面比でいうと半月程度だったので写る可能性は少ないと思いました。
 しかし、この日は昼間から大気が非常に澄み渡っており、真っ青な空が見えていました。もしかしたら写るかもしれない。チャンスは2〜3回しかないのだから、とにかく天文台に行ってシャッターを切ってみよう。
 今回は19時18分前後の通過だったので、時間的な余裕がありました。
 天文台の中でいろいろ考えていると、西から南に向けての低空での移動なので2フレームは撮影できると思われました(芸西天文台の望遠鏡は経緯台なので、天頂を越えるパスや北から東を経由して南に移動するパスは望遠鏡の回転が反転してしまうので迅速な追跡ができないのです)。これは過去に何度かISS(国際宇宙ステーション)を撮影した経験によるものです。
 そこで、最も高度が上がる(21.8度)19時18分10秒±5秒と、輝面比が57%に向上する19時19分10秒±5秒に撮影しようと計画しました。
 1枚目を撮影する時刻がやってきました。
 電波時計をにらみながら秒読み開始で、1枚目のシャッターを切りました。
 ところが、緊張していたのか、本当なら通過する時刻の5秒前にシャッターを押す計画だったのが、通過する時刻に押してしまったのです。だいたい、人間の感覚ではちょうどと思うタイミングでも、カメラのシャッターが開くのは0.5秒〜1秒くらい遅れるものです。
 芸西の望遠鏡は焦点距離が5000mmもあるので、36mm正方の冷却CCDカメラでもわずか28'程度の視野しかありません。衛星は1秒から2秒で視野を通過するのです。
 これは失敗したなと思いながら、撮影画面に表示された縮小画像を見たのですが、やはり衛星の光跡らしきものはなにも写っていません。
 落ち込んでいる暇はありません、2枚目の撮影時刻まであと30秒しかありません。
 気を取り直して、素早く保存し、2枚目の位置に望遠鏡の向きを移動させました。
 2枚目は計画通りの時刻にシャッターを切ることができました。
これも画面に表示された縮小画像には星以外のものは写ってないように見えました。
 しかし、原寸大画像をよく見ると非常に淡いながらSTARS-II(GENNAI)と考えられる光跡が写っていました。しかも2枚とも!
 幸運だったのでしょうか。発表されていた軌道要素より少遅れて移動していたようです。
 画像からは1本の光跡しか見えません。もし親子が分離していたら最大で300mまで離れるので、地上から5000mmの焦点距離で写せば角度にもよりますが、明確に2つの線が写るはずです。このことから、「親子は分離しているようには見えません」と報告しました。

   




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4月16日5時1分、石垣島天文台の花山秀和様が、STARS-IIの撮影に成功されました。


 3色同時撮像カメラ(g', Rc, Ic)で撮影したものを一次処理したクイックルック画像をお送りします。
 明け方4時前にご案内いただいた最新TLEとHeavensatから調べた通過時刻と位置は以下のとおりでした。
 <通過時刻>      05:01:56 (高度56.8583)
 <位置(RA,DEC)> 19 25 56.83, +52 35 17.2 (=291.4868, +52.5881)

(1) 撮影について
 <撮影日時> 2014年 4月16日, 5時01分56.85秒(露出中央) [JST]
    5時01分50.85秒(露出開始) [JST], 5時02分02.85秒(露出終了) [JST]
     画像中央の赤経赤緯(J2000):  19 25 55.869, +52 35 19.81 (Rcバンド)

 <撮影地> 石垣島天文台(沖縄県石垣市新川)
              経度, 緯度, 標高: 24.373617, 124.139394, 197m 
(2) 撮影機材
  <鏡筒> 口径105cm経緯台式反射望遠鏡(カセグレン焦点, F/6.5, f=6825mm)
 <カメラ> 3色同時撮像カメラ(冷却CCD3台, 波長:  Ic-band, Rc-band, g'-band)
 <露出時間> 全てのバンドで12秒, 画像範囲(視野):  12.3×12.3分角
 <処理内容> 1次処理および位置較正処理(wcs,ub1)

(3)感想など
 むりかぶし望遠鏡のガイド鏡(口径15cm屈折式,F8,焦点距離1200mm)に、D700を取り付けて広視野での撮影も行いましたが、確認した範囲でははっきりと写っているものはありませんでした。



g'-band Rc-band  Ic-band
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4月16日4時16分、東大木曽観測所の前原裕之様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

  1-2等星くらいしか見えないような条件でしたが、通過予定位置に望遠鏡を向けて、通過時刻を含む30秒の露出で撮影しました。


(1) 撮影について 
   通過予定位置に望遠鏡を向けて、通過時刻を含む30秒の露出で1枚、通過後も30秒の露出で1枚を撮影。
  <撮影日時> 2014年04月16日
            1枚目 露出開始時刻: 27h43m02s 露出時間:30秒
            2枚目 露出開始時刻: 27h56m04s 露出時間:30秒
  <撮影地> 東京大学木曽観測所(長野県木曽郡木曽町)

(2) 撮影機材
  <鏡筒> 105pシュミット望遠鏡
  <カメラ> KWFC、Icバンドフィルター
(3) 感想など
    STARS-II.jpgは、STARS-IIが、画像の下中央から左上にかけて淡い線状に写っています。
  STARS-II_comp.jpgは、比較用に撮った通過後の画像で、同じ写野になりますが、線は写っていないので、CCDのbad pixel等ではなく、人工天体であることが確認できます。
  2枚の画像の中心にある星は、みずがめ座のSAO145756で、
 R.A. 21h56m13.6s Decl. -00°59' 24"です。
  この画像はBIAS, FLAT処理に加えて、ガウシアンフィルター処理も行っています。画像の範囲は、1°×1.8°、画像の中心座標は、R.A. 21h 54m 30s Decl. -01°52' 00"となっています。

  STARS-IIは、最新のTLEで計算した位置よりも4−5’程度南東を通過したようです。



         STARS-II.jpg            STARS-II_comp.jpg

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4月19日早朝、富山市天文台の林 忠史様が、再びSTARS-IIの撮影に成功されました。

  最高仰角付近ではとらえられなかったのですが、仰角35度付近でとらえました。進行方向にひたすら補正をすると画面に入ってきました。ただ、やはり点にしか写りませんでした。


(1) 撮影について 
   <撮影日時> 2014年04月19日
               動画にSTARSIIが写っているのは、3時59分37秒以降(仰角37度)
               その後、4時1分すぎまで撮影         
   <撮影地>  富山市天文台
(富山県富山市三熊)
                
   <撮影方法> 衛星追尾 動画撮影

(2) 撮影機材
  カメラその1
  <望遠鏡>  口径1m(光を半分に分けているので実質の口径は約70cm相当)
           焦点距離8000mm(直焦点撮影)
  <カメラ> GOTO NC-R550a
           チップサイズは1/2インチ管相当(6.4x4.8mm)
           画像の視野:2.75x2.1arcmin
           画像の解像度:縦で約0.26arcsec/pixel 
           ただしシーイングによる広がりが大きい。
  カメラその2
  <望遠鏡> 口径1m(光を半分に分けているので実質の口径は約70cm相当)
           焦点距離800mm(60mmのアイピースと
           6mmF0.8のビデオレンズで8000mmから変換)
  <カメラ> WATEC WAT100N
           チップサイズは1/2インチ管相当(6.4x4.8mm)
           画像の視野:画像中央部の丸い部分のみ。おおよそφ20arcmin
(3) 感想など
  今回、倍率を上げた拡大撮影で親機と子機の姿を別々にとらえられないかと思いましたが、シーイングによる像の広がりのため分解できなかったのは残念でした。



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4月19日03時58分、美星天文台の前野将太様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

 本日4時ごろのパスを待ち構えて撮像しました。シーイング、透明度はいまいちでしたが、画像の隅にSTARS-IIを捉えることができました。
 拡大、強調し、白黒反転したものと、取得した画像と Digitized Sky Survey(右)を比較したものを以下に置きます。
(1) 撮影について
  <観測日時> 2014年4月19日 午前3時58分31秒〜46秒
  <撮影時の天候等> 晴れ、シーイング悪          
  <撮影地>   美星天文台(岡山県井原市美星町)
  <撮影方法> 待ち構えた座標: R.A. 20:40:07 Dec +70:08:13
             通過予報時刻 03時58分46秒
(2) 撮影機材
  <鏡筒>   101cm反射望遠鏡(F12)
  <カメラ>   SBIG STL-1001E(フィルターなし)
            視野: 6.8' x 6.8'
  <ソフト>  Orbitron
            TLEの元期:14108.53262820(941)
       
(3) 感想など
 線が広がって見えますが、近くの恒星もにじんでいますので、シーイングの悪さが原因と思われます。画像は上が北、左が東です。左右方向が仰角方向に近く、写った線は源内の進行方向に沿っています。




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4月23日02時33分、なよろ市立天文台の中島克仁様が、STARS-IIの撮影に成功されました。

(1) 撮影について
  <撮影日時> 2014年04月23日
  <撮影地>   なよろ市立天文台(北海道名寄市字日進)
  <撮影方法> アンドロメダ座のHIP 117221(中央の明るい星)付近で待ち受け撮影。
             露出開始時刻: 2:33:22(JST)
(2) 撮影機材
  <鏡筒>  イプシロン160
  <カメラ> キヤノンEOS6D 露出: 30秒 ISO: 12800
(3) 感想など
 みなさまからの情報をもとに、より確実に捕らえられるようにと考え、今回は連写の効くデジカメでの撮影としました。モノクロ画像と反転画像をお送り致します。いずれも左側が北になります。


 

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カナダのオンタリオ州に在住の天文学者のKevin Fetterさんが、今回のオブジェクト群の動画の撮影にいち早く成功されました。
 なお、閲覧はこのページからできます。(2014.03.03)


OBJECT J
(H-2A R/B )
2objects OBJECT C
(GPM主衛星)

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